お洒落で快適な一人暮らしをリノベーションで実現|収納棚や作業スペースで機能性を向上

大阪市鶴見区のJR「放出駅」から徒歩約数分のところにある昭和49年築のマンションをフルリノベーション。玄関スペースには広めの収納スペースを確保し、収納力とデザイン性の両方を向上させました。

単身のビジネスマンが購入することを想定し、リビング横には仕事ができる書斎スペースを確保。コンセントの差込口やスイッチにはパナソニックのSO-STYLEを採用し、シンプルながらも上質な空間を実現しました。


水回りも全て新調。オリジナル感を高めるために洗面台は造作し、タイルを貼ることでデザイン性を向上させました。トイレには吊戸棚を設置したため、トイレットペーパー等の保管に便利です。

- エリア:大阪府大阪市
- 建築費:約600万円
- 専有面積:44.73㎡
事例概要
物件の仕入れとリノベーションプランの策定を担当し、提携企業にて再販売用の中古マンションのリノベーション工事を行いました。こちらの物件は、1LDKの2つ部屋を中で行き来が出来るようにした広めの物件でしたが、強度的にそれぞれ別々の部屋に戻した方が良いと判断し、隣の部屋との通路部分にRCの壁をつくり、それぞれの部屋にリノベーション工事を実施して販売しました。1LDKだったため単身のビジネスマンが購入することを想定し、リビング横には書斎スペースを配置し、玄関には広めの収納スペースも確保しました。
担当者の声
こちらの物件は1LDKの2部屋が室内で繋がっている少し変わった物件だったため、1部屋のまま販売するか、2部屋に区切ってから販売するかで悩みました。昭和49年に建てられた建物だったため書類もほとんど残っておらず、判断材料のあまりない状態でしたが、管理会社に調査依頼することで建築当初の設計図書を発見しました。建物が建てられた当初から1部屋で登記されていましたが、設計時点では2部屋で設計されていたため、2部屋に区切ってから販売することに決めました。2部屋を繋ぐ通路を塞ぐために、費用的なことを考えるとコンクリートブロックを積んで塞ぐのが安く済みますが、それでは防音性や強度で劣るため、しっかりと鉄筋を組んでRCの壁を作りました。リノベーション工事では、機能性とデザイン性の両立を意識しました。洗面台はオリジナルで造作し、ドット柄のクッションフロアを採用。壁紙はモノクロで統一、一体感のある室内に仕上げました。