耐震等級3を取得した高気密高断熱住宅|浸水対策に基礎を高くすることで快適性と安全性を両立

大阪府門真市の京阪本線「門真市駅」から徒歩数分のところにある土地に3階建ての新築戸建てを建築。小さめの土地ながらリビングは15帖と広めの空間を確保しつつ、対面式キッチンの間取りを実現しました。


浸水対策のために基礎高を高めに設計し、万が一の災害時に備えました。外壁はブラック一色で統一しつつ、アクセントにウッド柄の軒天を採用することで、飽きの来ない大人っぽい外観に仕上げました。


間口の細い土地だったため水回りの配置に悩みましたが、何とか1616サイズのユニットバスを採用することが出来ました。浴室暖房乾燥機も設置することで快適性と利便性を両立させています。


各居室は建具とフローリングのトーンを合わせつつ、アクセントクロスを貼ってお洒落な空間を演出。全ての居室にクローゼットを配置し、主寝室には広めのウォークインクローゼットを設けています。

- エリア:大阪府門真市
- 建築費:2000万円
- 土地面積:50.11㎡
- 建物面積:80.15㎡
- 建ぺい率:60%
- 容積率:200%
事例概要
土地の仕入れ、建物のプランニングや現場管理を当社が担当し、提携企業にて建売住宅を建築しました。前面道路が建築基準法上の道路ではないため、43条2項2号許可を取得してから新築工事を行いました。前面道路が持ち出しの私道のため、向かい側の土地所有者から掘削同意を取得し、元々引き込まれていた13mmの上水管を20mmに引き直しました。土地面積が小さいため各居室は少し小さくなりましたが、全ての居室に収納スペースを設けた3LDKの間取りを確保することが出来ました。主寝室にはウォークインクローゼットも設けています。吹き付け断熱と断熱サッシにより気密性と断熱性を高め、断熱等級6を取得するとともに、制振ダンパーを設置し、耐震等級3も取得した高性能住宅です。
担当者の声
前面道路が建築基準法上の道路ではないため、43条2項2号申請を行う必要がありましたが、包括同意基準を満たしていたため、それほど苦労なく許可を取得することができました。十数年前の大雨で京阪エリアが一部的に浸水被害を受けたことを考慮し、基礎部分を高く設計することで浸水被害を極限まで減らせるよう工夫しました。小さめの土地ながら、浴室は1616サイズと広めのユニットバスを採用し、リビングは16帖と広めの住空間を実現できました。外壁にはKmewのスクラッチクロス(EW4046)のブラック一色で統一し、アクセントとして軒天にウッド柄を採用し、クールな外観に仕上げました。
















