昭和40年代の築古戸建てをリノベーション|素材を活かした和モダン住宅に大変身

阪急宝塚線「中山観音駅」から徒歩数分のところにある第一種低層住居専用地域の静かな住宅街。近くには神社があり、古き良き日本の雰囲気が残る街並みに建つ昭和40年代に建てられた住宅のリノベーション工事を行いました。

元々はあらゆる空間が間仕切り壁で遮られ、圧迫感があり暗い室内でしたが、間仕切り壁を撤去することで、とても明るく開放感のある室内に仕上がりました。壁付キッチンを人気の対面式キッチンに変更し、キッチンとリビングとの一体感を向上させました。


キッチンだけでなく、浴室や洗面台も全て新調。浴室は1616サイズのユニットバスを導入し、足を伸ばして入浴できる癒しの空間に仕上げました。浴室暖房乾燥機も付いているため、雨の日の洗濯物を干すのに便利です。

- エリア:兵庫県宝塚市
- 建築費:約600万円
- 土地面積:70.25㎡
- 建物面積:64.20㎡
- 建ぺい率:50%
- 容積率:100%
事例概要
物件の仕入れ、リフォームプラン策定、工事中の現場管理まで一貫して担当し、提携企業にて再販売用の中古戸建のリノベーション工事を行いました。昭和40年代に建てられた建物でしたが、躯体部分はしっかりしていたので、1階部分の2部屋の間仕切り壁を撤去し、大きなリビング空間を確保しました。元々の和風の建物の良さを活かすために、デザインは和モダンで統一しています。水回りは最新の住宅設備を導入し、快適性を向上させました。
担当者の声
建物が建てられたのが昭和40年代ということで、本来であれば建て替えて新築戸建てとして販売するのが良いはずですが、道路との高低差があって新築に高額な造成工事が必要だったことや、第一種低層住居専用地域で建売住宅として販売出来るほどの間取りプランが入らなかったことが理由で、リノベーション工事を行って再販売するという選択肢を選びました。元々は間仕切りが多く、南向きの物件にも関わらずとても暗い室内でした。そのため構造的に撤去しても問題ない間仕切り壁は撤去することで、大きな住空間を生み出すとともに、明るい室内に仕上げることが出来ました。外観の和風の雰囲気に合うように、室内は黒基調のウッド柄で統一し、遊び心として赤色のアクセントクロスを貼りました。