43条申請による2階建て新築戸建て|吹抜けで明るい室内を実現した高気密高断熱住宅

大阪市東淀川区の阪急京都線「上新庄駅」から徒歩数分のところにある土地に2階建ての新築戸建てを建築。リビングは18帖と広めの空間を確保するとともに、採光を確保するために吹抜けを設けました。

玄関には備付けの玄関収納にくわえ、ベビーカー等を置ける土間収納を設けるなど、子育て世帯に喜んでもらえるよう配慮しました。主寝室には、広めのウォークインクローゼットを設けるなど、十分な収納スペースを確保しています。

キッチン背面に造り付けの壁を設けないことで、リビングのデザイン性を向上させました。2階のトイレには手洗いカウンターを設置し、わざわざ1階に下りなくても良い便利な生活動線を意識しました。

  • エリア:大阪市東淀川区
  • 建築費:2300万円
  • 土地面積:89.29㎡
  • 建物面積:100.44㎡
  • 建ぺい率:80%
  • 容積率:300%

事例概要

土地の仕入れ、建物のプランニングを担当し、提携企業にて建売住宅を建築しました。前面道路が建築基準法上の道路ではないため、43条2項2号許可申請により新築工事を行いました。北向きの物件だったため、南面に吹抜けを設けて採光を確保。各居室6帖以上の大きさを確保するとともに、主寝室にはウォークインクローゼットを設け、利便性を向上させました。吹付け断熱と断熱サッシにより気密性と断熱性を高め、断熱等級6を取得するとともに、制振ダンパーを設置し、耐震等級3も取得した高性能住宅です。

担当者の声

前面道路が建築基準法上の道路ではなかったため、43条2項2号申請を行う必要がありましたが、対象者が十数名に上ったため、同意書集めに苦戦しました。ただ、道路状況はすでにアスファルトで舗装された綺麗な状態だったため、道路整備に対する費用は抑えられました。大阪市内にしては比較的大きめの土地だったため、玄関には土間収納を設け、各スペースも十分な広さを確保することができて、納得のいくプラン作成が出来たと感じています。天空率による道路斜線制限の緩和を受けることで、2階のオーバーハング部分を設けることができ、外観もカッコよく仕上げることができました。

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